こんにちは!
経理ワーママのmariです。
先日、「投資方針書」という投資を行うためのマイルールを文書化したのですが、その際に、ChatGPTを活用して、iDeCoでバリュー平均法を行う方法を検討したので、記事にまとめたいと思います!
ChatGPTを使って検討した内容を実行しようと思い、手続きに関してSBI証券に電話をしたら、それは制度上できないと言われたり・・少し大変でしたが、なんとか最適解を見つけられることができました。

今までのiDeCoの投資方針
私は3年ほど前にiDeCoを始めました。
直近まで、毎月の掛け金額は1万円で、下記の銘柄に投資を行っていました。
2025年3月分までの投資銘柄
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- (購入・換金手数料なし)ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
今までの投資手法は、「ドルコスト平均法」になります。
ChatGPTと一緒に検討したこと
先日、自分でやさしく殖やせる確定拠出年金最良の運用術 [ 岡本和久 ]の書籍を読んで、「バリュー平均法」での投資を行おうと決めました。

そのため、iDeCoでバリュー平均法を行う方法はないか?とChatGPTと一緒に考えてみたところ、下記の方法を思いつきました。
iDeCoでバリュー平均法を行う方法(案)
- 年間一括拠出で、年間上限額をiDeCoの口座に入れる。その際は、元本確保型の定期預金を選択する。
- 月に1回、iDeCoの定期預金から投資信託にスイッチングを行う。
管理の手間はかかりますが、掛け金拠出の回数が減るので、掛け金拠出の費用も削減できるし、バリュー平均法で投資信託の買い付けができるため、とても良い方法なのではないか、と思いました!
SBI証券に電話したら、制度上できないと発覚・・
iDeCoを納付月と金額を指定して納付しようとする場合、変更届とは別途、月別掛け金額の変更届を提出しなければなりません。
SBI証券の場合、月別の変更届はwebから取り寄せ手配ができないため、カスタマーサポートの電話窓口で、取り寄せ依頼をする必要があります。
その際に、「一括納付にしたいんです」ということを伝えると、下記の回答がありました。(要約しています)
一括納付の場合、12月の引き落とししかできません。また、引き落としは後払いになりますが、買い付けは引き落としの後になります。
???
ChatGPTの言っていたことと、違うではないか。
一度電話を切り、ChatGPTにさらに詳しく確認したところ、下記の理解となるようでした。(再度、SBI証券に電話したら違うと言われるのですが・・)
12月の引き落としは必ず行わなければならないが、任意の月に納入できる。だから、12月分の引き落としを5,000円とし、6月の引き落としで20万円程を納入したらいい。7月から11月の引き落としはゼロ。
また、「拠出→引き落とし→買い付け」という3ステップで、買い付けが行われるとのこと。
上記の内容に納得し、再度、SBI証券のカスタマーサポートに電話をかけました。「6月の引き落としを20万円とし、12月分を5,000円に変更したいんです」と伝えると・・
6月の引き落とし額(5月の拠出額)は、月額上限の2.3万円を超えることはできません。
なんと・・!
またもやChatGPTにやられました。
結局、ChatGPTが描いてくれたシナリオは実現することができないと分かり、iDeCo内でバリュー平均法を行うのは諦めることにしました。
結局、どうするのか?今後の投資方針
結局、iDeCoは毎月2.3万円を、淡々と積み立てていくことにしました。
銘柄は、信託報酬の低い「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」です。
ただ、やっぱりバリュー平均法の良さは捨てられないので、iDeCo購入後にも、バリューパスを下回る場合には、追加でNISAの成長投資枠を活用し、買い付ける予定です。
iDeCoは手数料もそれなりにかかるので、産休・育休などで収入が減り、所得控除のメリットを活かせない場合には、拠出額を減額する予定です。その代わり、NISAの成長投資枠の方で、バリュー平均法を継続し、買い付けを行いたいと思います。
ChatGPTの過信にはご注意を。
今回、SBI証券のカスタマーサポートの方がご指摘くださったので、間違った手続きをせずに済みましたが、ChatGPTの使い方には気を付けないといけないな、と感じました。
ChatGPTの活用が上手くないだけかもしれませんが・・。
とは言え、とても便利なので、仕事やプライベートでも、引き続き、活用していきたいです!